横浜市旭区二俣川 ボツリヌス治療 ボトックス治療 たまがわクリニック 眼瞼痙攣

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眼瞼痙攣(けいれん)

眼瞼痙攣(けいれん)について

眼瞼痙攣とは

両目の周囲の筋肉が自分の意思に関係なく痙攣(けいれん)して、目が開けにくくなる疾患です。
症状は目にあらわれますが、その原因は目やまぶたにあるのではなく、脳の内部の運動を制御しているシステムにあります。
脳内から正しい指令がまぶたに伝わらず、まぶたの開閉がうまく機能しなくなります。
しかし、通常は脳のCTやMRIでは明らかな病変がみられません。
特に女性に多くみられる病気であり、50歳代に生じることが多いですが、まれに20歳代や70歳代でも生じることがあります。

眼瞼痙攣の症状

眼瞼痙攣の初期症状としては、光をまぶしく感じる、目がショボショボする、まばたきが増える、まぶたのぴくつきがある、などが挙げられます。
症状は、普通は両目に同様に生じますが、左右差が見られるケースも少なくありません。しばしばドライアイと間違われます。
症状が進行すると、まぶたが頻繁に痙攣し、目をうまく開けていられなくなるため、人や物に衝突してしまうなど、日常生活に支障が出るようになります。
さらに進むと、自分の努力ではまぶたを開けられなくなり、視力には何ら問題が無いのに、機能的に目の見えない状態になったりします。
症状の進行は早くはないものの、治療せずに自然に軽快するようなことは、まずありません。
普段は重い症状があるのに、診察室に入ると症状が出ないといったことも多く、心の病気と間違われることもあります。

こんな症状はありませんか。
下記のような症状がありましたら、早めに医師に相談しましょう。

  • 光がまぶしく感じられる
  • まばたきの回数が増えた
  • 目が乾き、ショボショボする
  • まぶたが、ぴくぴくする、ぴくつく
  • 意思とは関係なく目をつぶる
  • まぶたを開けているのがつらい など

眼瞼痙攣の診断までの流れ

1.問診
上記のような症状を覚えて医療機関を受診すると、まず問診を受けます。
具体的な症状や日常生活の様子などについて質問がなされます。
2.検査
目やまぶただけでなく、他の部位にも運動機能がないか、十分な診察を行います。
また、「軽くまばたきをする」、「まばたきを速く行う」、「強く目をつぶる」などの簡単な検査を行い、スムーズに行えるかどうかを確認します。
必要に応じて画像検査を行います。
3.診断
眼瞼痙攣の診断は臨床症状で行われますので、経験のある医師による診察を受けることが重要です。
特別な機器による検査で診断されるものではありません。
症状が似ていて見分けのしにくい病気がいくつか知られていますので、それらとの鑑別を丁寧に行っていきます。
診断が確定したら、重症度の判定を行い、治療法を検討します。

眼瞼痙攣の治療

眼瞼痙攣の治療法には、ボツリヌス療法、薬物内服療法、および手術療法などがあります。

  • ボツリヌス療法
    ボツリヌス菌という細菌が作り出すたんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬液をまぶたに注射して、目の周囲の筋肉の緊張をやわらげる方法です。

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  • 薬物内服療法
    筋弛緩薬、抗てんかん薬、抗不安薬などを内服する治療です。
  • 手術療法
    まぶたの筋肉や皮膚を、手術によって短くする方法です。
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